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青山の赤牛


Formula 1の2019シーズン開幕を約1週間後に控えた3月7日。

所用で青山近辺にいたので、Hondaウエルカムプラザ青山でSTR13を撮影しました。

最終戦アブダビGPを実際に戦ったガスリー車そのものだそうです。

さらに2日後、Hondaに程近い神宮外苑いちょう並木で開催された "Red Bull Showrun Toyko" に参加したこともあって、シーズンオフ最後の1週間は開幕に向けて期待が高まるばかりです。


ブレンドン・ハートリーの離脱はひどく残念な出来事でしたが、2016年から応援しているトロロッソは引き続きサポートしていくつもりですし、もちろん生粋のHondaファンとしてもレッドブル系の両チームを応援していきます。

「ウィリアムズ首脳にパワポでプレゼンして自らを起用するよう説得しようとした」というニュースをきっかけに、今季デビューする新人ジョージ・ラッセルにも注目するようになりました。



7日の閉館半時間前に駆け込んで撮影したSTR13です。

同じ場所で何度もフォーミュラカーを撮っていますが、面白いことに毎回新しい撮り方が見つかります。



2017年から大きな変化がないものの、依然としてF1グリッドに並ぶ10チームの中で最も美しい (と私は思っている) 深い青をベースとしたトロロッソのデザイン。

"If it ain't broke, don't fix it" の典型例です。


こちらは9日のRed Bull Showrun Toyko。

史上初めて東京の公道をFormula 1マシンが走った (それも同時に2台!)、画期的なイベントです。

ご多分に漏れずレッドブル・エナジードリンクの無料配布が行われていましたが、私は水色のシュガーフリーより青のノーマルのほうが好きです(・_・)


初めから参加を決めてはいたものの、事前予約で優先観覧スペースを確保できるという情報は見逃していました。

そのため確実に撮れる保証のないまま現地に向かいましたが、呆れるほどの人出にもかかわらずフリーエリアの最前列を確保することに成功しました。

とはいえ所詮フリーエリア。

液晶モニターが見えないところまでEOS M3を持ち上げながら流してようやくこの有様です。

背の高いN-BOXでさえこれですから、何倍ものスピードで飛ばす背の低いRB7をまともに撮ることなど望めませんでした。


アストンマーティンのオープンカーに乗ってパレードするレッドブルの二人とは対照的に、トロロッソのクヴィヤトとアルボンに宛がわれたのがN-BOXというのはかなり面白い景色でした。

オープンモデルのないNSXでパレードするくらいなら、トロロッソカラーにラッピングしたN-BOXで……ということなのでしょうか。



モニターはほとんど使えず、ストレートの真ん中に陣取ったためにクルマも速すぎて、完全な運任せでどうにか撮れたのがこのガスリー車。

それでもルノー製V8エンジンの咆哮とタイヤの焼ける匂いを間近で体感できたことは、普段から現地観戦することができない者としては実に新鮮でした。



イベント自体は案外あっさりと終了。

なかなか進まない人混みにゆっくり流されていちょう並木を脱出した後はHondaに立ち寄り、展示されていた歴代Hondaエンジン搭載車や昨年のパワーユニットRA618Hを撮影してから帰路に就きました。

交通費を節約しようと池袋まで歩いてもカロリー補給に金がかかって結局節約にならないお決まりのパターンを繰り返したあたり、実は倹約を口実に楽しみのために歩いているのではないかという散歩好きの可能性が示唆されます(・_・)


2015年のF1復帰から5シーズン目にして、Hondaが優勝を現実的な目標として戦う時が初めてやって来ました。

周囲に同胞のHondaファン / F1ファンを見つけることが簡単ではない昨今の日本ですが、今季はどうやらその状況が多少変わりそうな予感があります。

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